屋守(おくのかみ)の選び方とおすすめ|神田豊島屋が解説(生と火入れ・中取りと直汲みの違い)

屋守(おくのかみ)の選び方|生と火入れ、純米と純米吟醸、中取り・直汲み。迷ったときの選び方ガイド

東京・東村山の豊島屋酒造が醸す東京の地酒「屋守(おくのかみ)」。フルーティーな香りとジューシーな甘旨みで人気ですが、「純米」「純米吟醸」「中取り」「直汲み」「生」「火入れ」と種類が多く、どれを選べばよいか迷う、というお声をよくいただきます。

この記事では、豊島屋酒造のグループ会社として屋守を扱う販売店 豊島屋Rita-Shop(東京・神田)が、屋守の選び方を3つの軸で整理し、用途別のおすすめをご紹介します。それぞれの軸は、詳しい解説記事もあわせてご覧ください。

屋守(おくのかみ)とは

屋守は、豊島屋酒造(東京都東村山市)が2002年から醸しているブランドです。「豊島『屋』を『守』る、扱ってくださる酒販店・料飲店の屋号を守る酒に」という願いから名づけられました。限りなく手作業重視の小仕込み、全量無調整(無濾過・無加水)、全量瓶貯蔵。「香りよく、優しい味わい」がコンセプトです。名前の由来は「「屋守(おくのかみ)」名前の由来とは?」で詳しくご紹介しています。

選び方の軸1:「生」か「火入れ」か

生酒は加熱処理をしていない搾りたてで、フレッシュな香りと微発泡感が魅力です。冬から春の季節商品で、要冷蔵です。火入れは加熱処理をして落ち着かせたもので、常温(冷暗所)で保管でき、燗酒にも向きます。当店では目安として、火入れは初夏ごろから、生酒は初冬を過ぎたころからの販売となります(その年の仕込みや在庫で前後します)。

生酒と火入れは、お好みと時期で選んでください。フレッシュさを楽しみたいなら生酒、冷暗所で保管したい・燗でも飲みたいなら火入れが向いています。

▶ 味わい・保存方法・販売時期の違いは「屋守の選び方1:生酒と火入れの違い」で詳しく解説しています。

選び方の軸2:「純米」か「純米吟醸」か

屋守の定番は広島県産の八反錦を使っています。純米は米の甘みとコクがしっかりとした味わい、純米吟醸はすっきりとした飲み口とキレのよさが持ち味で、香りも華やかです。食中酒として毎日の食卓に合わせるなら純米、ワイングラスで香りを楽しむなら純米吟醸、という選び方が分かりやすいです。

▶ 精米歩合・味わい・合う料理の違いは「屋守の選び方2:純米と純米吟醸の違い」で詳しく解説しています。

選び方の軸3:製法の言葉(中取り・直汲み・おりがらみ・荒責)

  • 中取り:もろみを搾るときの最初と最後を除いた中間部分だけを瓶詰めしたもの。最も味わいのバランスがとれているとされます。→ 中取りとは?
  • 直汲み:搾ったお酒を直接瓶に詰めたもの。ガス感と爽やかさが特徴の生酒です。→ 直汲みとは?
  • おりがらみ:うすく澱(おり)を絡めたもの。甘旨みとフレッシュ感が出やすい生酒です。→ おりがらみとは?
  • 荒責(あらぜめ):搾り始めの「荒走り」と搾り終わりの「責め」を合わせたもの。全国的にも珍しく、少し甘く爽やかな香りと、すっとキレる飲み心地の生酒です。→ 荒責(あらぜめ)とは?

▶ それぞれの製法と屋守の商品は「屋守の選び方3:中取り・直汲み・おりがらみ・荒責の違い」で詳しく解説しています。

種類が多い屋守ですが、どれから入ればよいか迷ってしまう方には、「中取り」をおすすめしています。中取りは搾りの中間部分だけを瓶詰めしたもので、生酒と火入れの両方があります。時期によってお求めいただけるタイプが変わるので、そのとき手に入る中取りを選んでいただくのがいちばん確実です。

用途別のおすすめ

こんなときにおすすめ特徴税込価格
毎日の食中酒に屋守 純米無調整 中取り火入れ穏やかな香りと上品な甘み。燗にすると旨みが伸びる720ml 2,090円/1800ml 3,938円
香りを楽しみたい・少し良い一本を贈りたい屋守 純米吟醸無調整 火入れ爽やかな吟醸香と透明感。冷やしてワイングラスで720ml 2,354円/1800ml 4,510円
寝かせた深みを味わいたい屋守 純米無調整 火入ひと夏寝かせて秋上がりした深みと微細な発泡感720ml 2,013円/1800ml 3,905円
ボリュームのある旨みを(数量限定)屋守 純米吟醸 雄町 無調整雄町米らしいふくらみ。入荷時のみ720ml 2,574円/1800ml 4,950円
飲み比べで違いを知りたい屋守 飲み比べセット(純米中取り無調整・純米吟醸無調整)火入れ2種・720ml各1本4,444円

火入れの写真とご購入リンク

屋守 純米無調整 中取り火入れ

屋守 純米無調整 中取り火入れ

穏やかな香りと上品な甘み。燗にすると旨みが伸びる
720ml 2,090円(税込)/1800ml 3,938円(税込)

屋守 純米吟醸無調整 火入れ

屋守 純米吟醸無調整 火入れ

爽やかな吟醸香と透明感。冷やしてワイングラスで
720ml 2,354円(税込)/1800ml 4,510円(税込)

屋守 純米無調整 火入

屋守 純米無調整 火入

ひと夏寝かせて秋上がりした深みと微細な発泡感
720ml 2,013円(税込)/1800ml 3,905円(税込)

屋守 純米吟醸 雄町 無調整

屋守 純米吟醸 雄町 無調整

雄町米らしいふくらみ。入荷時のみ
720ml 2,574円(税込)/1800ml 4,950円(税込)

屋守 飲み比べセット(純米中取り無調整・純米吟醸無調整)

屋守 飲み比べセット

火入れ2種・720ml各1本
4,444円(税込)

いずれも 豊島屋Rita-Shop オンラインショップの屋守一覧 からご購入いただけます。全国へ発送、神田の店頭でのお受け取りも承ります。

屋守の生酒(季節限定)

生酒は、搾ったお酒に加熱処理(火入れ)をしていない日本酒です。屋守の生酒は、搾りたてのフレッシュな香りとジューシーな旨み、銘柄によっては微発泡感が楽しめます。要冷蔵のため、クール便でお届けします。

季節商品のため、時期によっては在庫がない場合があります。品切れの際は、各商品ページの「再入荷お知らせ」にご登録いただくと、入荷したときにメールでお知らせします。

屋守 純米無調整 中取り生

屋守 純米無調整 中取り生

搾りの中間部分だけを瓶詰めした、屋守シリーズの王道。フレッシュな香りとジューシーな旨みのバランスが魅力です。
720ml 2,090円(税込)/1800ml 3,938円(税込)

屋守 純米吟醸無調整 生

屋守 純米吟醸無調整 生

華やかでフルーティーな香りと軽やかな口当たり。ほのかな甘みがあり、キレのよいクリアな後口です。
720ml 2,354円(税込)/1800ml 4,510円(税込)

屋守 純米無調整 荒責生

屋守 純米無調整 荒責生

搾り始めの「荒走り」と搾り終わりの「責め」を合わせた、珍しい一本。少し甘く爽やかな香りと、すっとキレる飲み心地です。→ 荒責(あらぜめ)とは?
720ml 1,958円(税込)/1800ml 3,795円(税込)

屋守 純米中取り 直汲み生

屋守 純米中取り 直汲み生

しっかりとしたガス感と、マスカットや洋ナシを思わせる果実感。白ぶどうジュースのような爽やかな甘みが続きます。
720ml 2,200円(税込)/1800ml 4,125円(税込)

屋守 純米 無調整生 直汲み

屋守 純米 無調整生 直汲み

搾りたてをできるだけ空気に触れさせずに瓶詰めした純米酒。弾けるような発泡感とお米の旨みが楽しめます(1800mlのみ)。
1800ml 4,059円(税込)

屋守 純米おりがらみ生

屋守 純米おりがらみ生

パイナップルのようなみずみずしい香りに、微かな発泡感とお米の甘み。瓶の底に残るおりが雪を思わせる、冬らしい一本です。
720ml 2,145円(税込)/1800ml 4,158円(税込)

屋守 純米吟醸 雄町 無調整生

屋守 純米吟醸 雄町 無調整生

雄町米を使った、ボリュームのある味わい。生酒らしいフレッシュな香りと微かな発泡感もあわせて楽しめます。
720ml 2,574円(税込)/1800ml 4,950円(税込)

スペック早見表

商品原料米精米歩合アルコール度数保存
純米無調整 中取り火入れ八反錦55%16%常温可(冷暗所)
純米吟醸無調整 火入れ八反錦50%16%常温可(冷暗所)
純米無調整 火入八反錦55%16%常温可(冷暗所)
純米吟醸 雄町 無調整雄町50%16%常温可(冷暗所)
生酒各種(中取り生・直汲み生・おりがらみ生 ほか)八反錦ほか——要冷蔵

おいしい飲み方・保存

火入れは冷やしても、常温でも、燗でも楽しめます。中取り火入れは人肌くらいに温めると味の輪郭が変わり、旨みが伸びます。純米吟醸は冷やしてワイングラスに注ぐと香りが立ちます。開栓後は冷蔵庫で保管し、1〜2週間を目安にお飲みください。生酒は必ず冷蔵で保管し、開栓時は吹き出しにご注意ください。

よくあるご質問

Q. 「屋守」の読み方は?
A. 「おくのかみ」です。爬虫類のヤモリ(家守)ではなく、東京・東村山の豊島屋酒造が造る日本酒の銘柄名です。

Q. 屋守はどこで買えますか?
A. 豊島屋酒造の特約店でお求めいただけます。当店 豊島屋Rita-Shopはグループ会社の販売店として、オンラインでの全国発送と神田の店頭受取に対応しています。

Q. 生酒はいつ買えますか?
A. 目安として初冬を過ぎたころから翌春までです。入荷時期が限られるため、品切れの際は各商品ページの「再入荷お知らせ」にご登録ください。

Q. 720mlと1800mlはどちらがお得ですか?
A. 容量あたりの価格は1800mlの方が割安です。ギフトや飲み比べには720ml、ご自宅でじっくり楽しむなら1800mlをおすすめしています。

Q. 送料はいくらですか?
A. ヤマト運輸またはゆうパックで全国へ発送します。要冷蔵の生酒はクール便でのお届けです。送料の詳細はオンラインショップの「特定商取引法に基づく表記」をご覧ください。

屋守の選び方シリーズ

※価格は2026年10月時点の税込価格です。ラインナップや価格は変わることがあります。最新の情報はオンラインショップの屋守一覧でご確認ください。

※お酒は20歳になってから。20歳未満の方への酒類の販売はいたしません。

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